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「名言英語学習」体験ツアー: Pick Up! QUOTES E-2-J
Weekly: Apr. 23 / Daily: 20th

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〜読解編〜     ≪葭始生〜あしはじめてしょうずる頃〜四月二十三日発行≫


□(o|o)r【REVIEW: THE LAST QUOTE】前回の名言、復習です。

Some people are still unaware that reality contains unparalleled 
beauties. The fantastic and unexpected, the ever-changing and renewing 
is nowhere so exemplified as in real life itself.  --Berenice Abbott 
(1898-1991)

リアリティに比類ない美しさがあることに相変わらず気づいていない人がいる。
幻想的で思いがけないもの、絶えず変化してまた新しくなるもの、そのような
ものはどこよりも現実の世界そのものの中に示されている。 ―ベレナイシ・
アボット (1898-1991)

                    ♭〜音声ファイルはこちら〜♪

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★(#"")w【TODAY'S ENGLISH QUOTE】さて、今回の名言です。まずは通読。

For all sad words of tongue or pen, the saddest are these: ‘It might 
have been!’  --John Greenleaf Whittier (1807-92): Maud Muller

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■(?'')m【STEP 1: ENG-LISH】では適当な箇所で文を句切ってみましょう。

For / all / sad words // of / tongue / or pen, // the saddest / are 
these: // ‘It might / have been!’ ///


■(;~~)q【STEP 2: "E"NG-L'I'SH】次に英語の要、主語と動詞をチェック。

For / all / sad words // of / tongue / or pen, //
 the saddest <are> ≪these≫: //

 ‘《It》 〈might / have been〉!’ ///


■(@^^)d【STEP 3: ENG-LISH to JAP-A-NESE】いよいよ対訳にチャレンジ。

For all sad words 数々の悲しい言葉があるが (→どういった類いの?)
 of tongue 舌の(発する) (→確かに…悲しい言葉は数多く耳にするが…)
 or pen, あるいはペン(の記す) (→悲しい言葉を目にする事も多いが…)

 the saddest 最も悲しい (→えっ、何が一番悲しいって? 主語は??)
 are these: これら(の言葉)が (→倒置法かあ…で、「これら」って何?)

 ‘It might have been!’ 「そうなっていたかも!」 (→後の祭りや!)


■(*^^)v【STEP 4: JAPANESE】ここで全訳、名言の意味を確認しましょう。

口から出る、あるいは筆が記すあらゆる悲しい言葉のうち、最も悲しむべきは
この言葉だ:「こうすれば良かったのに!」 ―ジョン・グリーンリーフ・ホ
イッティア (1807-92): 『モード・マラー』


■(!^^)/【STEP 5: ENGLISH AGAIN】元の英文に再度触れておきましょう。

For all sad words of tongue or pen, the saddest are these: ‘It might 
have been!’  --John Greenleaf Whittier (1807-92): Maud Muller

                    ♯〜音声ファイルはこちら〜♪

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★(^^)σ【POSTSCRIPT: EDITOR'S NOTES】最後に編者から一言、後記です。

米国北東部マサチューセッツ州の詩人ジョン・グリーンリーフ・ホイッティア
は、クェーカー教徒の農家に生まれましたが、独学でロバート・バーンズ流の
詩を書くような早熟な子どもでした。成長し、やがて雑誌の編集や政治活動に
も従事するようになり、当時国を二分するほどの大問題となりつつあった奴隷
の解放運動などに力を尽くします。

南北戦争が始まる十年以上も前に奴隷制度に反対する詩集『自由の声』を発表
し、異端視されていたクェーカー教徒のその純粋な信仰を『労働讃歌』で称え、
南北戦争で奴隷が解放されるとその喜びを『神を讃(たた)えよ!』に著しまし
た。戦後は、長詩『雪ごもり』で少年時代の田園生活を追憶、荒削りで素朴な、
ニュー・イングランドの風土に根ざした詩作に新境地を見出して行きました。

過ぎ去ったことに対して「こうすれば良かった、ああすれば良かった」などと
思うのは簡単です。でもそんなことばかり考えていても、失った時間は戻って
は来ませんよね。「では、これからどうすればいいか」――それを考えて行く
ことで初めて、「失った時間」とその時思えたものが、良い意味で未来に生き
て来るのではないでしょうか。


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□o\o(V)【PREVIEW: THE NEXT QUOTE】次回の名言、予告です。

The key to everything is patience. You get the chicken by hatching the 
eggs--not by smashing them.  --Ellen (Anderson Gholson) Glasgow (1874-
1945)

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